なぜ、本を読む習慣のない人はいますぐ読書をすべきなのか。
その理由を、1000万円分の本を読んだ著者の「人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。」という書籍から紹介します。
著者の千田さんは、大学の4年間で1000万円分、1万冊以上というとてつもない量の本を買って、すべて読んだとのこと。
本書の内容をざっくり紹介すると・・・
読書をするだけで人生が変わる。
読書をしてきた人としてこなかった人には計り知れないほどの大きな差が生まれる。
成功している人は例外なく本を読んでいる。
収入を増やしたければ、成功したければ、家族との時間を大切にしたければ、本を読みましょう。
このようなことを言っています。
膨大な量の本を読み、様々な企業の経営コンサルティングや講師の仕事をして多くの人を見てきた中で、こう確信したそうです。
本を読む習慣がないって恐ろしいことだと思わされますね・・!
本書の中で、特になるほど!と感じた読書すべき7つの理由を、本書の抜粋+私個人の一言コメントという形式で、ご紹介していきたいと思います。
読書家に貧乏人はいない、残業より読書をした方がいい
著者が様々な会社を見てきた中での驚くべき事実。
それは、みんなが忙しくやたらに労働時間の長い会社は倒産一直線に向かっているということ。
「忙しくて〇〇できない」と言っているようないつまでも忙しい人に長期的なお金持ちは一人もいない。
なぜなら、ゆったり好きなだけ読書できる人に良い知恵が授かり、お金もドッと流れ込んでくるから。
事実、読者家で貧乏な人を見たことがない。
膨大な本を読み続けていると、溢れんばかりの知識が知恵に進化する瞬間がくる。
知識それ自体がお金になることはないが、複数の知識が化学反応を起こし知恵に進化すると、「こんな角度から光を当てることができる」という発想ができるようになる。
知恵を持つ人間は周囲に快感を与えることができるので、その見返りとしてお金も集まってくる。
とにかく本をたくさんたくさん読むことですね。大量の知識が進化した知恵をうまく仕事に活かして、収入を増やしたいです。
成功している人は、ベストセラーを読んでいる
ベストセラーが全て面白いとは限らないが、ベストセラーには必ず売れた理由がある。
活躍している人たちは揃いも揃ってベストセラーが好きで、出世に遅れた・リストラ候補に限ってベストセラーを批判していた。
売れなかったその他大勢の作品にはない何かがあるから売れたベストセラー。
仕事でなにか企画を考えなければいけないときなど、ベストセラーを読んでみるとヒントが得られるかもしれないですね。
本好きな子に育てる方法は、親がこっそり本を読むこと
「遊んでばかりいないで本を読みなさい!」と言われ続けた子供は本嫌いになる。
強制されることは大人でも大嫌いなはず。
本を読む子に育ってほしいと思うなら、
それはとっても簡単で、ママパパが普段から楽しそうに、できればこっそり隠れて読む姿を見せればいいだけ。
漫画も堂々たる一ジャンル。
日本の漫画は最高水準で世界的にも評価されている。
漫画で感銘を受けた子供が将来大学院で研究して夢を実現するかもしれない。
漫画が好きだというなら、とことん読ませてあげましょう。
確かに、子供って大人がこそこそやってることに限って興味持って真似しようとしますよね。それを逆手に取ればいいんですね。「勉強しなさい!」「本読みなさい!」なんて口うるさく言わないで、私もこそっと、勉強したり本を読んだりしてみようと思います。漫画をきっかけに夢を持つのも素敵ですね。
本にかけたお金とその人の年収は比例する
せいぜい1,000円前後の投資でその道のプロの知恵に触れられるものは、本以外に存在しない。ネットやテレビのニュースでも無料で手軽に知識を手にすることはできるが、世に出すまでに費やした時間が本とは比べものにならない。 時間を費やしたものほど、情報→知識→知恵と、確実に進化を遂げる。
知恵は無限にお金になる。その代わり時間がかかる。
手間暇をかけなければならない本には、それだけお金になるヒントが詰まっていると言えるようです。
ベストセラーを読むことがお金を稼ぐ第一歩
ベストセラーには、経済の動きのエッセンスが詰まっている。
経済というのは、人間の心理の集大成が数値化されたもの。
つまり、人間の心理が見事に反映されたものこそが、必然的にベストセラーになっている。
人間の心理を把握できるようになるのは、お金を稼ぐ第一歩とのこと。
ベストセラーから心の琴線に触れたものをメモしていくと良いそうですよ。
本も読まず群がっている人に真の成功者はいない
群れている人にお金持ちは一人もいない。
成功者はいつも一人でいるか、例外的に二人でいるときは素敵な異性と一緒のとき。
一人のときに何をしているのかといえば、もちろん本を読んでいる。
本を読んで常に自分の活かし方を考え、気づきを得ている。
同じくらいの年収、役職、発想の人間同士がいくら群がって騒いでいても、何も学ぶことはない。
確かに、同僚と会社や上司の愚痴を言い合っているだけじゃ得るものはないですよね。
グチグチ言いながらお酒を飲むのも案外楽しかったりするんですが、これからは本を読む時間を増やしたいと思いました。
早朝読書をすると、質の高い知恵が生み出される
今まで様々な企業の経営コンサルティングをしてきてオススメできること、それは早朝読書。社員全員が朝の読書を習慣化している会社は、成長し続けている。 早朝に会議なんかするより読書をした方が業績は上がる。
たった5分でも脳みそはフル回転し始め、驚くほど目が覚める。
人間の脳は睡眠中に記憶の生理整頓をしているので、脳が一番整理整頓されている早朝に読書することによって、質の高い知恵が生み出される化学反応が起きやすい。
朝家を出る前や電車の中、もしくはテレワーク開始前に時間を作って本を読むと良さそうですね。
まとめ
こちらの書籍を読んでなるほど、と思った箇所を一部抜粋してご紹介させて頂きました。
一言でまとめると、
「本さえ読めば、どんな時代になっても知恵で生き抜いていける」
これに尽きます。
新たな気づきとなるような名言はまだまだたくさんありますので、
読書が好きな方も、読書をしたいけどなかなか時間が取れずにいる方も、ぜひ手にとって読んでみてください。
スマホいじりに費やしていた時間がもったいなく感じますよ!